ちくわがストロー代わりになるかやってみるよね。どうも、つぶやきシローです。
名寄からの帰り道、上川でラーメンを食べることにしました。皆さんはご存じですか？上川が「ラーメン日本一」の町だということを！（あくまで自称なのですが）理由は、大雪山の湧水を使って麺やスープを作っているから…などなどです。「上川町ラーメン憲章」まで制定されているんですよ。
そこで、今回は上川駅近くのきよし食堂に行ってみました。初訪問です。お店の前に路駐しても良いみたいですが、念のために駅前の公共駐車場に車を停めて向かいました。
平日の１２時半を過ぎていたのですが、お店はごった返していました。おそらく先客は２０人近くいたんじゃないでしょうか。古いお寿司屋さんのような雰囲気で、小上がりやボックス席もあります。私はかろうじてカウンターに座ることができました。
ご年配のご夫婦でお店を切り盛りしているようで、あまりの忙しさにちょいとだけ”殺・伐”な感じはしますが、決して悪い印象は受けませんでした。大将が黙々と調理をされていて、奥さまがそのサポートと接客担当のようです。
こちらはしおラーメンが美味しいと評判なんですよね。しおは絶対に押さえておくとして、せっかくだから…としおチャーシューメン（１，０５０円）の発注です。
お店を見渡すと、地元出身の高梨沙羅選手のサイン入りポスターなどが飾ってありました。沙羅ちゃんもここでメーランをすすったんでしょうね、なんて考えながら待ちました。
２５分ほど経ちましたが、ずいぶん待ったよ！俺は「あみん」か！の気持ちにはならなかったんですよね。大将の麺上げや湯切りなどの鮮やかな職人技に、思わず目を奪われてしまったからなのです。
んっでもって、しおチャーシューメンの登場です。濁りのあるスープに、バラ肉のチャーシュー、メンマ、ネギです。もう食べる前から旨いの決定！です。
スープはおそらく豚骨ベースでしょう。それと鰹節的な風味も感じました。マイルドですが、見た目よりもずっとスッキリ・あっさりです。うん、これは旨い！いや、すんごく旨い！
白っぽく、低加水の中細縮れ麺でした。この麺は、町内の別のラーメン屋さんでも頂いたような気がします。ただ、このお店のデフォルトでは、かなり柔らかめの茹で加減です。ワタクシ的にはもっとコシが強いのが好みなんですけど。
ナイスなビューのチャーシューが、これまた絶品！バラ肉のトロ～っとした脂と適度に柔らかいお肉のバランスが絶妙！味付けは控えめなので、８枚もあってボリュームは十分ですが、ペロリと平らげてしまいました。
総じて言うと、この一杯はまさに絶品ピンのピン！の他に表現しようがございません！当たり前のごとく、スープの一滴すら残さず完食です。自称「ラーメン日本一」のこの町でもトップクラスのお店であることに間違いないでしょう。
これから毎年２回通うとして、あと１０回はこのラーメンを食べたいので、せめてあと５年はお店を続けて頂きたいものです。しょうゆやみそも試してみたいけど、このしおを知っちゃったからなぁ。どうしましょう。とりあえず、お次は麺カタめで。
いや、まいったね……。
住所 北海道上川郡上川町中央町５７４
電話 ０１６５８ー２ー１４７３
定休日 月曜日
