カロリーゼロの飲み物ばかり飲んでいるのになぜか太る不思議。どうも、つぶやきシローです。
北見でお昼を済ませ、ウィンドウショッピングなぞしていたら、少しだけお腹がすいてきました。そこで、とてもシブ~い雰囲気の喫茶マルマンでひと休みすることにしました。
前からこのお店のことが気になっていたのですが、駐車場が見つけられなかったんですよね。今回はじっくり探してみると、お店の右手に20mほど離れたところに発見しました。ヨッシャーッ!

平日の13時過ぎに訪ねると、先客はなしです。少々ご年配のシブ~いマスターがおひとりでした。ソファー席とカウンターに、古いテレビゲーム機も置いてあります。カウンターが異様に低いので、いったいどうやってここに座るのだろうか、と思ってしまいました。

非常に歴史のある「昭和の純喫茶」の佇まいですが、お酒も置いてあるんすね。ミルクセーキ(650円)なんて懐かしいじゃないすか!これと野菜サンド(600円)を頼むことに決めたですよ!
マスターが野菜をカットし始めました。改めて周りを見渡すと、照明がとってもいい感じです。柄の入った赤いタイル調の壁もレトロで落ち着いています。シビ~!言葉では言い表せないので、写真を撮っとけばよかったですわ。王将の駒とねぶたの凧が飾ってあるので、和風テイストでしょうか。

25分ほどでミルクセーキと野菜サンドの登場です。あぁそうそう、灰皿が置いてあるので、一服してもいいみたいですよ。

野菜サンドにはキャベツとキュウリ、赤いのはトマトではなくパプリカのようです。流行りの野菜たっぷり系、ではなくめっちゃシンプル系です。味付けはもちろん、辛子マヨネーズです。そうそう、そうよこれこれ~、昭和の喫茶店のサンドイッチはこれでいい、いや、これがいいんですよ。

ミルクセーキは、牛乳と卵、砂糖をジューサーにかけました、という感じです。バニラやシナモンなどは入れていない感じですが、ミルクセーキもこれでいい、いや、これがいいんです。とてもあっさり優しい味でした。
マスターは決して口数が多い方ではないようですが、聞くところによると、このお店は創業50年以上なんだって!常連さんは年金受給者の方が多いんだけど、東京や関西方面からのお客さんも訪れるんだってばよ!
実はこの日、年老いた母とお店に来たんですけど、シブいマスターは足元がおぼつかない母を気遣って、お店の外まで見送ってくださいました。マスターの優しさには女性でなくても惚れちゃうって!
とっても素敵な雰囲気のお店に、シブくて優しいマスターが丁寧に作るドリンクと軽食……。これはまた来たくなっちゃうって!
いや、まいったね……。
住所 北海道北見市山下町3丁目2
電話 0157ー25ー8766
定休日 月曜日
